黒酢の摂り過ぎは問題?

健康のためとは言え、黒酢をあまりにも摂り過ぎると、かえって健康を害してしまうこともあります。
何事も過ぎたるは及ばざるが如しですが、どんな被害が考えられるか知っておきたいですね。

問題は、お酢である以上酸が強いという点です。
人間の身体で酸と言えば胃酸ですが、食物を溶かしてしまうほどの強い力を持っているのが酸です。
胃酸のペーハーは1.5程度で、強酸中の強酸です。
当然黒酢はそこまで酸性が強いわけではなく、ペーハーは平均的に3くらいと言われていますが、それでもとても強い酸性と言えます。

そんな酸が悪影響を及ぼした例としては、酸蝕症という強い酸性の飲食物をたくさん摂取た時に起こる病気を引き起こしてしまう事例があります。
人間の歯は強酸に弱く、ペーハーが5.5程度で溶け出してしまうもので、酸蝕症というのは歯のエナメル質が溶け出してしまった状態を言います。
黒酢を飲んだ後は口の中をゆすぐとか、真水を飲んで中和するとか、工夫をしたほうが安全でしょう。
もっとも、柑橘系のフルーツでもペーハーは4、中でもレモンはペーハーが2という強酸ですから、何も黒酢に限ったこととは言えません。

空っぽの胃に黒酢だけ入れると炎症が起こったり、喉が炎症を起こしたりするケースもあるようですので、くれぐれも何かで割って飲むとか、食後に飲むなどの工夫をしましょう。
黒酢の1日の摂取量の決まりなどはありませんが、各メーカーとも原液の場合、1日に50mlから多くても100ml程度、数回に分けて食後に薄めて飲むことをすすめています。